眼瞼痙攣・顔面痙攣 ボトックス治療(保険適応) | 目の周りの形成外科 | 福山の医療法人 太田形成外科クリニック

眼瞼痙攣・顔面痙攣 ボトックス治療(保険適応)

眼瞼痙攣は、脳から正しい指令が伝わらず、自分の意思に反してまぶたが閉じてしまう症状をいい、顔面痙攣は顔の筋肉が自分の意志に反してピクピクし、顔全体の筋肉の引きつれとして現れてきます。

眼瞼痙攣は、脳内の運動を抑制するシステムが機能障害を起こすことによって、自分の意思に反して瞬きが増え、重症だと眼を開けることが困難になる場合があります。顔面痙攣は、脳の血管が顔面神経を圧迫することによって、眼の周りのピクピク感から始まり、目の周囲だけでなく、徐々に頬や口元へと広がり、顔全体のひきつれとして現れてきます。多くの場合一側性で左右どちらかの顔面が痙攣をおこします。 進行は緩徐ですが、重症例では一日中、ときには寝ていても痙攣がおこるようになり、自然軽快はまれだといわれています。

治療方法

治療は、眼瞼痙攣・顔面痙攣ともに、筋肉の緊張をやわらげる成分(ボツリヌストキシン)を注射することで痙攣の原因になっている神経の働きを抑え、緊張しすぎている筋肉を緩めます。ボトックス注射の効果は3~4カ月で減弱するので繰り返しの注射が必要になります。 眼瞼痙攣でボトックス治療では効果が見られない場合、手術より、ミュラー筋剥離を行うことで痙攣が軽快する場合もあります。 顔面痙攣で、ボトックス治療では効果が見られない場合は手術により、神経を圧迫している血管を剥離して神経からはがす治療も選択します。

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