眼瞼内反症 | 目の周りの形成外科 | 福山の医療法人 太田形成外科クリニック

眼瞼内反症

まぶたの縁が眼球側に巻き込まれて、まつげや皮膚が眼球に触れてしまう状態を言います。先天性眼瞼内反症と加齢性内反症があり、それぞれ原因や手術方法が異なります。

治療方法

 

先天性眼瞼内反症

生まれたときから眼瞼が内反しています。成長につれて改善傾向がありますが、小学校高学年になっても症状が緩和されない場合には手術を考慮します。過剰な皮膚と眼輪筋を切除して内反を矯正します。

加齢性内反症

加齢に伴うまぶたの水平方向、垂直方向の緊張低下および、眼輪筋の萎縮が原因でまつげや皮膚が眼球に接触することで痛みを伴います。緩んでいる下眼瞼を下方向に引き下げる筋肉をまぶたの軟骨に縫合しなおしたり(下眼瞼下制筋前転法)、下まぶたの軟骨を横方向に引きあげて骨の膜に縫合すること(Lateral tarsal strip法)で矯正します。

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